◆山鹿素行
討入りといえば山鹿(やまが)流陣太鼓。

山鹿流とは、山鹿素行(1622〜1685)を祖とする兵法学です。

山鹿素行は儒学や兵法学にすぐれた学者でしたが、朱子学(幕府の官学)を批判したため、1666年赤穂に流されました。

この人は、もともと浅野家に仕えており、赤穂に9年間住んでいたのですから、1667年生まれの匠頭親分や大石兄ぃら赤穂浪士も影響を受けたんではないかと思います。

では山鹿素行の教えとはなんぞや?

武士道を著した『山鹿語類』45巻で語られているようですが、抜粋集(日本の名著『山鹿素行』中央公論社)でさえ読みこなせなかったぼくに語る資格はありません。
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