バルチック艦隊砲台(茂木浜)

琴から2キロ程のところ、対馬では珍しい砂浜がある。外洋に面していて波があるため、サーフィンもできる。ここに7年に立てられた日露戦争の記念碑と1980年に海底から引き上げられた砲台がある。
 
対馬にはロシアに関係する遺跡も多く残されている。日本海の入り口であることもそうであるし、1905年、日露戦争で、対馬沖会戦が行われたからである。

対馬沖会戦はこのはるか沖で行われた。ナヒモフ号はここから3カイリのところで沈没し、浜に2艘の救命ボートで100名近いロシア兵が上陸した。大砲はそのナヒモフ号のものといわれる。金塊調査のときに引き上げられ町に寄付されたものである。

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