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雍和宮
2003年1月4日  
北京市内
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雍和宮
清の5代皇帝雍正帝が1694年に 建造した邸宅。 1744年にチベット仏教寺院となった。
昭泰門に始まり天王殿、雍和宮本殿、 永佑殿、法輪殿、万福閣と巨大な寺 が南から北に並んでいる。 チベット様式の装飾が一面に施された 異様な雰囲気である。
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あとがき(2008年8月追記)
本稿は2003年1月10日にUPしたが、Webの作成技術も5年も経つと進歩したので、写真と文章の配置を見直したものである。配列の変更以外は写真も文章も全く変えていない。

先日、北京オリンピックは終了したが、私が旅行したのはオリンピックの5年半前である。今から大建設工事が始まろうとしている時期だった。懐かしい。

実は、この北京旅行の1年前に、ホーチミンとアンコールワットを旅行したが、大旅行会社の大量生産旅行方式と、土産物屋巡りに大変失望した。アンコールワットでは巨大な寺院に日本人観光客が蟻のように群がっていた。
私が若い頃から思い描いていた旅行はこのようなものではなかった。

そのため方針転換し、本稿の北京旅行では全て自分で手配し、単独行動を決心して実行した。

結果は、大変貴重な経験が多かったが、私の実力ではこの方式は将来は無理だと思った。
旅行のノウハウは全くない。言葉も喋れない。一人では得られる情報に限りがあり、心配と危険が多い。

近代的な大都会への旅行で、設備も情報も十分に得られる旅行地ならば単独旅行も可能かも知れない。しかし、私が長年の夢として旅行を希望する場所は、例えばシルクロードやモンゴルの大草原、アフリカの砂漠、あるいはヒマラヤ‥‥‥いわゆる辺境地である。無知な場合は当然危険も多く、経費も大変なことになる。

このような経緯で、この北京旅行の次からは、辺境地を専門とする比較的小さな旅行会社を選ぶことにした。いわゆるツアーである。

そして現在までに、シルクロード、モンゴル、サハラ砂漠、パタゴニア、ブータン、ベトナムやインドの山奥に住む少数民族、ヒマラヤ‥‥‥などを旅行してきた。ツアーメンバーは大体10〜15人程度である。

私はこれらの辺境地旅行に大変満足している。辺境地専門の旅行会社は、個性ある社員が多く旅行経路の組み方も面白い。私の興味と一致した場合はとても成果があり、かつ効率的だと感じている。

旅行を有意義なものとするために、必ず旅行にテーマを持つことを方針にしている。今後も楽しい旅行を続けたい。(2008年8月27日 記)